このブログでは、子どもたちに読み聞かせている中から、興味深い反応が返ってきた絵本・児童書をピックアップし、「親目線」「子ども目線」という2つのレビューを添えてご紹介しています。私には3人の息子がおり、年齢もバラけていますので、「何歳におすすめの本か」「何年生で読める本か」など本選びの参考になるかと思います。
こんにちは!ライターの大森谷ヒノキです。
今回は、乳幼児向け絵本の大人気シリーズより、とよたかずひこ著「なでなで ももんちゃん」をご紹介します。
- 楽しみながら言葉としぐさを覚えられて、親子のコミュニケーションにもGOOD!
- 人に優しくすること、いたわる心が学べる!
- 読み聞かせるなら8か月くらいから。
- 一人座りができるようになってからの方が、読み聞かせしやすい本かも。
本の紹介

さあ今回は、とよたかずひこ著
「なでなで ももんちゃん」を紹介します

大人気「ももんちゃん」シリーズの1冊じゃな
なぜこの本を選んだのかな?

三男のお気に入りだからです!
特に親が進んで読んだことはなかったのですが、1歳過ぎたくらいに、本棚から自分で選んできました。

どんなに年齢が小さくても、「ビビッ!」とくる本はあるんじゃな!

自由に本に触れさせていたのがよかったのかも。
長男・次男の時は、本が破られないように見守ったり、手の届かないところに置いたりしていたけど、三男の時はそれどころじゃなく(笑)
ただし、本がよだれまみれになったり、破られたりの頻度はしっかり上がったので、そこは難点です……
あらすじ
お友達に「なでなで」できるかな?というお話
「なでなで ももんちゃん」は、赤ちゃんの“ももんちゃん”を主人公とした絵本「ももんちゃん あそぼう」シリーズの中の一冊です。2001年9月に、第1作の「どんどこ ももんちゃん」が発刊されて以来、2024年3月までに全25作が出されている大人気シリーズ。
本作は、きんぎょさんとおばけさんが泣いている場面から始まります。どうやらお腹が痛い様子。なでなでしてくれる?と読者に問いかける、参加型の絵本になっています。続いてさぼてんさんにも、なでなで……。でも、トゲトゲだからどうしよう?と、親子でクスリと笑える場面もはさみつつ、全体を通しては、「痛くて泣いている子には、なでなでしてあげよう」という、人へのいたわりが詰まった一冊です。
出版情報
| 著者 | とよたかずひこ |
| 出版社 | 童心社 |
| 定価 | 990円(税込) |
| ページ数 | 24ページ |
| 本のサイズ | 21×18.7cm |
| 初版年月日 | 2016年3月1日 |
| ISBN | 978-4-494-01537-5 |
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感想・レビュー
メンバーごとの感想

1歳の頃は、可もなく不可もない反応。大きくなり、下の子に読んでいる時のほうが興味深々。

1歳の頃は、お気に入りの本の一つ。0歳の時も兄のやっていることを見て、なでなでできた。

いつも何度でも「ん、ん」と手渡してくる。きんぎょさんをなでなでしたら満足する。
親としてのレビュー・気づいたこと
言葉を習得する前の赤ちゃんとのコミュニケーションを教えてくれる
大森谷家が「なでなで ももんちゃん」に出会ったのは、長男が生まれてすぐの頃。出生のお祝いにいただいたプレゼントでした。自分が読む本ならともかく、赤ちゃんのための本なんて新人母ちゃんの頃にはとても選べませんでしたから、プレゼントでいただく絵本は本当にありがたかったです。子育ての先輩たちの経験が込められているので、チョイスに狂いがないんですよね。
中でも「なでなで ももんちゃん」がありがたかったのは、読み聞かせを通して「なでなで」「ふーふー」といった言葉としぐさを自然に覚えてくれたことでした。大森谷家の子どもたちは、パワーが有り余る系の赤ちゃんだったため、物も人も容赦なくバシバシ、バンバン。しかし、ももんちゃんのおかげで「やさしくして。“なでなで”して」とお願いすると、ふと止まって、なでなでできるようになりました。(聞いてくれないことも多いですけどね☆)
言葉がまだ出ない頃の乳幼児の相手は、ある意味孤独です。コミュニケーションのキャッチボールがほとんど成立しないためです。「大人としゃべりたい……」と思うことも多々ありました。そんな中で、こちらの言ったことに反応を返してもらえた嬉しさ。人への優しさやいたわりの心と共に、我が子とのコミュニケーションの方法も教えてくれる素敵な本です。
読み聞かせるなら8か月ごろから
ところで、絵本の読み聞かせって、いつくらいから始めましたか? なんとなく、本には触れさせたいと思うものの、0歳児に読み聞かせしてみたら、「全然話が通じる気がしない……見てるか見てないかも分からない……」と心が折れた話はよく耳にします。前段でも話した通り、手ごたえがない相手とコミュニケーションを続けるのは大変ですから……。はっきりとした反応が返ってくる“お気に入り”が見つかるということは、子どもはもちろん、親にとってもありがたいことなんですね。だからこそ、お気に入りになる確率を上げるために、その子の年齢や成長にあった本から始めるといいのかなと思います。
「なでなで ももんちゃん」に関して言えば、読み聞かせを始める時期は8か月ごろがよいと思われます。声に出して読んであげる分には、2か月でも3か月でも早すぎるということはないと思いますが、「なでなで」のアクションが楽しい絵本ですので、読み聞かせる人の膝に座ることができ、手を取って一緒になでなでをしてあげられるくらいの月齢からのほうが、この本のポテンシャルを引き出せそうです。
ちなみに、「ももんちゃん あそぼう」シリーズは、たくさんあってどれにしようか迷いますよね。そんな声に応えて、出版元である童心社の公式ページでは、お子さんの好きなものを選んでいくと、ぴったりのももんちゃんを選んでくれるコンテンツが用意されています。参考にしてみてくださいね!
まとめ
今回ご紹介した「なでなで ももんちゃん」は、人へのいたわりを学べるやさしい絵本でした。「なでなで」「ふーふー」といった言葉としぐさを覚えられると、親子のコミュニケーションの幅が広がって、暮らしの中でも役立ちます。読み聞かせは8か月ごろからがおすすめなので、参考になれば幸いです。
では、また!

